おくりびと - GRAFAiN

　先日、テレビでやっていたのをたまたま見たんですが、遅ればせながら、なんかよかったのでご紹介。

　邦画ってほとんど見ないし、今回見たのもテレビをたまたま点けていたのを見かけたんですが、見ていたら見入ってしまいました。こういう映画に今までは全然興味なかったんですが、いいものでした。

　死というのは普遍的に訪れるものですが、もし神という概念が存在するならば、人が唯一与えられた試練(と、個人的には思っている)は、「思考」という行為。それによって、死に対する恐怖や時間という概念で行動することの無意味さ。
　人以外の動物は、おおむね一定の期間(生きることの時間)と役割が決まっているため、死という概念に対する何かが存在しないと思うのですが、人の寿命の長期化とそれに対する一種の物理的要求を満たすための思考が本当に意味のある物なのかどうか、時々考えることがあります。
　それは生きている物を満たすため。また、生きている物を再活性化するための手段というか必然的な行為というか、なくてもよいものなのかもしれませんが、目に見えて、手にとってわかるようにしないと人間ってダメなのかな。って思わされます。
　コミュニケーション手段が言葉であるように、想いを「全て」言葉や物理的なモノに替えることって、やっぱり大事なんだよね。。。難しいんだけど。

　なんだかよくわかんなくなっちゃいましたが、おくりびとよかったです。

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